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1.家庭の中の光り
一般住宅の照明設備について:
住宅の照明設備は、一般的に工務店レベルの設計された照明器具が用意されている場合が多く見受けられます。 新築の時に設計をすれば好みの照明器具やライティングの統一感を出すことが出来ますが賃貸住宅や、マンションなどのの場合、後から好みの照明に変更する場合なかなか思い通りに変更することが難しいと思います。
自分好みの明かりで自分の空間を演出したい貴方、参考にして下さい。
| ポイント⇒お部屋のインテリアとして照明器具を考えると色や形や素材を考えて機具を選ぶと思いますが、明かりとしての性格を考えて選ぶことが大切と思います。光りの向き、光源の強さ、光りの見え方、等が合った器具でデザインを選ぶべきと思います。
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デザインも大切ですが、私たちは光りに注目して機具を選びたいと思います。
明かりをコントロールすることで貴方の部屋は、とても素敵に変身します。
A【照明器具のの選び方】 ⇒照明をこれから選ぼうそしている人へ
B【具体的な工事等の回答集】 ⇒工事に関する質問のある方へ
A【照明器具のの選び方】
作製途中です、質問はお気軽にメールで下さい。
お部屋のインテリアとして照明器具を考えると色や形や素材を考えて機具を選ぶと思いますが、明かりとしての性格を考えて選ぶことが大切と思います。
光りの向き、光源の強さ、光りの見え方、等が合った器具でデザインを選ぶべきと思います。
お部屋の照明を考えるとき部屋のセンターにシーリングライトかペンダントの器具を1台だけと決めることはお奨めいたしません。
部屋の中に十分明るい器具を1台選んでしまうとその部屋はその器具の明かりで十分明るくなり、照度的にはもう十分な明るさを得ることが出来ます。しかし作業場や事務所ならまだそのような環境でも許せますが(事務所だって心地よい明かりで仕事をすべきなんですが・・・)家族団欒や夜の時間を気持ち良く過ごすためには問題があります。
これはかなり個人の好みの問題ですが、多くの場合明るすぎる空間では、落ち付くことは出来ず、少し興奮状態になります、作業灯としては良いですけれど、団らんの場には似合いません。
人は、夜は暗く、昼は明るいという天体のリズムの中で生活をしていましたが、この50年ぐらいの間に人の生活はいつでも昼のような明るさを手に入れる事が出来るようになり、体内リズムも狂い、ストレスや、睡眠不足などでかなり無理をした生活リズムになっております。
現代生活のリズムは、明るい人工の光りを得たことで、闇の世界も生活の時間となり、労働時間もずれ込んできております。
こんな社会に生きているからこそ、自分の空間は心地よくストレスのない明かりの中で生活をすべきと考えています。
それでは、心地よいストレスのない明かりとは何でしょうか、
いくつかの大切なポイントごとに書いていきたいと思います。
なぜ明るくしたいの?
家庭の中で、明かりについて考えるときの原因の1つは、「暗いから明るくしたい 」といわれる方がたくさんいらっしゃいます。この場合、現状の器具を大きなものに変更することを皆さん考えますが、ここで少し考えてみて下さい。
部屋の中が何となく薄暗く感じる、 新聞の字が暗くてよく見えない、
理由はいろいろあると思います。
明るさ感は何で感じると思いますか?
照明器具の大きさを大きくするほど薄暗く感じることもあるのです。
なぜでしょう。
人は、何を見て明るいと感じるのでしょうか
人が明るいと感じるのは、明かりが当っている物を見て明るいと感じます。当たり前のことですよね、でもこのことがなかなか大切なことで、皆さんよくご理解をしていない点なんです。
お部屋の中を見て、その部屋の明るさを決めるポイントは、壁や天井のの明るさなんです。もちろん明るさ感は、壁の色や素材にによってかわってしまいます。
白と茶や素材の織物とビニールクロス等、一般的には明るい色の壁紙を使いますが、木張りの壁や床の場合かなり同じ光源でも部屋の見えかたは、暗くなってしまいます。
素材や色により同じ光源でも明るい部屋に出来るということです。
ここでは光りだけの話を進めていきます。
照明器具の光りが強ければより明るく感じるの?
数学的には、照明器具の光りを強くすればその分必ず明るくなります。
しかし、人間が明るいと感じるメカニズムだとそうでもないことが多々あるんです。
人間の目は優秀なレンズと絞りを持っていて、カメラのように明るいときは光りを絞り、暗いときはたくさんの光りが入るように絞りを開きます。
このメカニズムが、明るさ感に多いに影響を与えます。
皆さん家の電球を直接見て下さい。「眩しい」と感じますよね。このとき目は、光りの量が多いと判断して、絞りを絞って目に入る光りを抑えるように働きます。
これはお部屋が明るくても、眩しい光りを見ると、私たちは、その部屋を暗く感じてしまうのです。
この「眩しさ」グレアを制御することは、明るさ感のためにも、人の感じる刺激を考えても「心地よさ」を感じるためにはあってはいけないものなのです。
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ポイント⇒優しい明かりには眩しさは(グレア)あってはいけません。
眩しさは、周りの明るさ感によっても感じ方が違います
部屋全体の明るさ感と、個々の光りのバランスの中で、考えるべきです。
(光源が見えないからグレアが無いわけではないのです。)
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部屋を明るくするには、
以上のように、明るく感じるような照明器具と光りの当て方があることをお話いたしましたが、私たちの仕事はまさにこのルール通りに照明を考えていく訳です。
光を当てたい場所(明るくしたい場所)やその器具の向きで眩しさはどうか等を検証して行くことです。
まずお部屋を見回して、光りのあたあっていない白い壁や天井があったら、スタンドやスポットで明るくしてみて下さい。
お部屋の雰囲気は見違えるように明るくなると思います。
このような壁や天井を明るく出来ると今までの照明器具は必要ないかも知れませんね。
新聞を読むあかりや、テーブルの上の明かりは、必要な場所に必要な光りのあたる スタンドやペンダントを選びます。食卓なのか、作業用なのかで光源は変えて選びます。
明るさはどのくらいが良いの
明るさを判断するのは、個人差もありとても難しい事ですが、読書や細かい作業をする場所の明るさは、簡単に決められます。
ですが、食事の時の明るさは、蛍光灯で煌々と照らさなくてもロウソクの光でもおいしく食事をすることが出来ますし、リビングの明るさも同じようにかなり明るさに幅があります。
このようなとき部屋の真ん中に明るい器具を1台設置してしまうと、その部屋はその明るさに決まってしまいます。
ですから必要な最小限の光りを複数設置することが必要になります。そうすれば、その時の最適な明かりに器具を切り替えて明るさ感を調整することが出来、もちろん調光器を付ければもっと細かく調整もできます。
一つ部屋に複数の光りを必要なところに当てることが大切になります。
必要ないところには光を当てないことも大切です理由は次で書きます。
明暗のバランス(影を大切に)
以上のように光を、壁や天井等必要な場所にだけ当てるようにすると当然光りと光りの谷間に影(薄暗いゾーン)が出来ます。
この薄暗いゾーンを作ることがお部屋の照明を考える時にとても重要になります。
光りの存在は暗さがあるから私たちは認識できるわけで、太陽の下では、ロウソクの光は炎(光源)しか感じられませんが、闇の中では、ロウソクの炎から出た光りが、壁に当たり明かりとして初めて認識できます。
ですから、部屋の明かりも意識的に影のゾーンを作ることにより、より一層奇麗な光りを感じることが出来、そのような明暗(光と影)のコントラストが私たちの感覚で心地よい明かりと感じることが出来るのです。
均一な明かりの部屋では絶対に味わえない心地よい空間を手に入れることができます。
| ポイント⇒お部屋が暗く感じる場合の多くは光源は眩しく光り輝いていても、光りを感じるための対象物に光りが適切に当たっていない場合が多いのです。
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| ポイント⇒明かりを感じるためには、闇が必要です。優しい光には、必ずすてきな影があるはずです。明るい均一な光りには繊細な影の入り込む余地はありません。
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器具の電球は何を使うの
器具を選ぶときの大切な要素に、電球の種類をどうするかという大切な問題があります。
リビングで使う天井取付のシーリングは、通常蛍光灯の器具が、多くありますが、その他に、白熱電球を使ったものもあります。
蛍光灯は、少ない電気で多くの光を発する事の出来る、大変効率的な器具です、電球からの発熱も少なく寿命も長い、夏場の冷房負荷も抑えることができ、なかなかよく出来た光源です。
一方白熱電球のグループは、フィラメントに電源を流して発光させる器具のため、電球からの発熱も多く、寿命も短い電球です。
単純に、明るくしたい、省エネルギーにしたい、等の合理的な選択をすると、蛍光灯が一番になります。(だから、オフイスや作業スペースで多く使われています。)
白熱電球の良さはやはり、その光りの優しさや、暖かみを考えると、蛍光灯とは比較にはなりません 。
また簡単に調光をすることが出来、自然の光り(夕日や、夕焼けの空)に近い明かりを得ることが出来ます。
白い光と赤い光りがあるけれどどっちが良いの
外を歩いて、家の窓を見ると、青白く見える窓と、オレンジ色に見える窓があります。
青白い窓は蛍光灯の白い光を使った照明の色で、オレンジ色の窓は、白熱電球や、蛍光灯の電球色を使った器具の光の色です。
これも人それぞれ好みが合っていいと思いますが私は、暖かみのあるオレンジ色の窓が好きです。
昼から夕方になり、太陽が落ちて夕日になり、太陽とその周囲の夕焼けの色、とても美しく、夜に向かう前の、最後の光り、そんな色の光りが、私たちは落ち着き、優しさを感じると思います。
夜に向かう時間帯の光りは電球色の光り、昼間外から明かりが差し込む時の明かりは、蛍光灯の強い光が必要かも知れませんが、夜の時間帯の光りを考えて光源を選ぶと良いと思います。
光りのTPO
以上のように、お部屋の器具を選ぶには
1.器具のデザイン
2.器具の光りの量
3.器具の設置場所
4.器具の光りの種類
5.器具の光りの出方
6.器具の使用目的
等を考えて、選ぶようになります。
当然そのお部屋の使い方も昼間、夕方、夜と違ってきますので、一つの器具で全ての目的に合わすことは難しいと思います。(だから明るい蛍光灯が天井に1台ついているだけの部屋になってしまうわけです。とりあえず明かるければいいと・・・)
それでは、どのようにお部屋の明かりを考えていけばいいのでしょうか。
使用目的にあった光りを選ぶ事が第一と思います。
活動的な時間の光り(掃除や、細かな作業のため)
部屋全体を、明るくするためには、蛍光灯の器具を選定します。
光りの出方は四方に広がるもので、設置場所は天井が好ましいでしょう。光源を見せないために、アクリルやガラスの乳白のセード(カバー)があるといいと思います。
使用例、子供部屋、キッチン、手洗い、リビング(DAYタイム用)
安らぎの時間の光り
部屋の必要なところだけ電球色の柔らかい光りを当てます。
テーブルの上部、壁、部屋のコーナー、など設置場所は天井からダウンライトかシーリング、壁にブラケットを取り付けます。
光りの見え方に注意して、眩しさや光りが強くなりすぎないようにします。できれば調光をつけ、光りの強弱を調整できると良いと思います。
クリアーなガラスから少しだけきらめく光りも良いと思います。(決して眩しくない程度に)
光りの向きは直接当たるようなことが無く、壁からの反射光や、セードやカバーでいちど間引いた光りをイメージして下さい。
使用例 リビング、寝室、応接間
食事の時間の光り
ダイニングテーブル上部からペンダントやシーリングを取り付けます。
光源は、白熱電球が望ましく出来れば食材に照りを演出できるダイクロハロゲン球もお奨めです。
食卓に座った目線で眩しさを感じないようなセードや取付高さを考えます。スタンドや、天井からダウンライト等で明るくしても良いと思います。家族構成などで、スタンド等が邪魔なときは、天井からの光りを考えれば良いと思います。
明るさは、燭台の光りでも食事は出来ますので、明るさは調整が出来たほうが、いろいろな使い方が出来て良いと思います。
ペンダントを選ぶときは、一台でテーブル全体を照らすのも良いですが、小さな器具を2〜3台並べるのも良いと思います。
ペンダントは、お部屋のアクセントとなりますので、セードの色やデザインも大切になります。
次に、設置場所も考えることが大切です。
天井が高い部屋
器具の選定の範囲が広くボリュームのあるシャンデリアやきらめき感のある器具を選んでも、天井が高い分、圧迫感や眩しさがが無く、目線からも外れた位置に器具が入り、デザインを優先した機具が選べると思います。
そのお部屋の目線を意識して機具を選ぶことはとても大切なことです。
天井が高い分広い壁面があると思いますので、壁や、天井を明るくすることで部屋全体を優しい光で包むことが出来ます。
天井が低い部屋
多くの場合天井の高さは2m40cm前後ですので、天井に機具を付けるときは、先程書いた通りあまりボリュームのある器具は、お奨めいたしません。
目線に入ってくる器具を選ぶときは、眩しさや、器具の光りの見えかたを確認することが大切です。
天井が低い分、目と器具の距離が近いので特に注意します。
たとえば、ダウンライトの反射板も鏡面タイプのものですと天井を見たときに反射板が眩しく見えてしまいます。
部屋の色や内装素材も重要です。
木素材の内装
フローリングとか板張りの壁の場合、光りの反射率が低いので(特に濃い茶色の場合)部屋の見え方は、暗く見えます。
暗いからと言って、蛍光灯などの光で無理に明るさを取ることをせず、大きなセードのスタンドなどを設置して、明るい面を作ってあげると良いと思います。
落ち着いた、ゆったりとした光りで、光りを楽しむお部屋にすると良いと思います。光を当てると綺麗に光るものに光を当てることで、光りのメリハリが出来ます。
カーテンや、絵や、植木などお部屋のポイントに明かりを当てると良いと思います。
光りがフローリング等に当たって光ってしまうこともありますので、光りの向きは、確認が必要です。
絨毯の部屋
床に絨毯を引いてある部屋は、床面の反射率が低いため、床を明るくしても部屋全体の明るさ感が出ません。そのため壁や天井を明るくする事によって、部屋の明かりを採ると良いと思います。
絨毯や布地のクロスを使った場合光りが反射しない分光りが当たった時の見え方はとても奇麗に見えます。(乱反射して光りを上手くぼやかすため)
色が明るい時は積極的に光を当ててみましょう。
素材の凹凸もとても良い影を見せてくれます。
光の量やその光の向きや光の種類
光の量は、その部屋の使い方や、オーナーの光に対する好みの問題にかかわります。
私は光の量は出来るだけ周囲の光との相対的な判断をすることが大切と考えます。
セードの光でも周囲が明るい場合は明るく感じませんが、照度を落として見ると今まで眩しさを感じなかったセードも眩しく光の量が多く感じてしまいます。
スタンドやブラケットを選ぶときは、特にどのような状態で使うのかを意識してセードの透過率を選ぶ必要が有ると思います。
使い方がはっきりとしない場合は、全体の明かりや、スタンドなど部分照明の明るさを調光などで変えられるような機具を選んでおくと、その時の明るさに合わせて光の量を調整することが出来て良いと思います。
光は、必要最低限を良しとするべきと思います。
光を必要に合わせて調整することも大切です。
光の向きは、器具を取り付ける時にどこに光を当てるかという設計段階の光の向きと、その器具自信の光の出方が適性かどうかを判断する必要が有ります。
天井に取り付けるシーリングの場合セードの向きや、光源からの直接光の出る方向を確認します。
下向きに開放されたセードの時は光は、下向きに強く出ますので、目線の確認により眩しさが有るか無いかを判断します。
器具を選ぶとき、その器具の光でどこを明るくするのか、とその器具自信の光がどのように見えるのかの両方の確認をしなくてはいけません。
それにより器具の取付位置と、光の出方を決めて、器具をを選びます。
特に注意する点
★光源が直接見えるかどうか
★ブラケットなどのセードの明るさは周囲の明るさとバランスがとれているか(眩しく感じないか)
★必要意外なところに光が漏れていないか(特にキッチンに白色蛍光灯を使った場合 リビングとの光の相違が目立たないか)電球色と白色蛍光灯の色のアンバランス。
★ダウンライトを使った場合のセードの反射光や光源のの眩しさは無いか。
★ベッドルームなどの場合、特に寝た姿勢から、天井の器具の眩しさが有るかどうか。
★器具の取付位置により、作業の時に手暗がりになるような位置に器具を付けていないか。
より良い明かりを得るために
★直接光より間接光を大切に
★光を当てるのは、壁であり、テーブルトップ等の明るくしたい対象物へ
★光源の位置は、天井がベストとは限らない
★スタンドは、大切な補助光
★部屋の隅や、ソファーの影に光源を
★観葉植物の影は、上手く使おう
★廊下は、床より壁を明るく
★部屋の光は細かく入り切り出来るように
★調光は、ぜひ取り付けたい
エクステリア編
建物の外部の明かりは、防犯灯や歩行のための安全灯の意味合いと、家の顔であるエントランス周りの外からの見え方が重要になります 。
外部との入り口の境界には、入り口であるという意味合いの門柱灯が有りますが、周囲の明るさや、状況に合わせて、機具を選びます。
器具を見せるか、建物自信を見せるかにより器具の選定や、明るさの判断が異なります。また玄関までのアプローチも重要なポイントとなります。
玄関まで安全でスムーズに導く明かりを考えます。
門から玄関を見たときに見える鉛直面の照度を採るようにします。眩しい光は禁物です。
足下や、目線より低い位置もポイントで当てると良いですね。
もう一つエクステリアの光として大変重要な光が窓から漏れる室内の光です。 もちろん電球色のオレンジ色の光を。これは器具が直接見える必要はなく、壁に反射した光や、レースのカーテンに当たった光などが窓から外に漏れる光で十分なエクステリア照明になります。
カーテンやブラインドに光を当てるととてもきれいな光を外に出すことが出来ます。
玄関
家の顔と言える場所ですから、光については、特に慎重に選びたい場所です。
外の暗さから、室内の明るさに慣れるように少しずつ明るくなるようにすることも必要と思います。
玄関の扉付近には、しっかりとあかりを当て、明るさや、暖かみのある演出をします。入り口に白色蛍光灯を使うことはお奨めいたしません。
玄関から室内に入った時、どんな光で迎えるのかは、その家の第一印象にもなりますので、いろいろな光を検討するべきと思います。
天井のシーリングやダウンライト等の直接光と壁に当てた光の反射光や、キラキラと輝くセードや光源のあかり、オブジェに当てたシャープな光の反射や影、足下から優しく照らす間接光等、いろいろな光を組み合わせて、家の顔を演出して下さい。
リビング
リビングはいくつもの生活パターンを一の部屋で行うため、照明も生活パターンに合わせられるような光を複数用意します。
生活様式や家族構成によって一番あったあかりを選ぶことが大切です。
部屋全体を明るくしたいときは天井に十分な照度をとれる蛍光灯を使用したシーリングを取り付けます。(作業灯的な考え方です)
食後にテレビを見ながらの団らんの時は、シーリングの光を落として、壁面のあかりをメインにします。壁のあかりは、天井よりダウンライトで照すか、ブラケットを取り付けて照します。
夜お酒を飲んだり音楽を聞くときは、天井のシーリングは消して、壁のあかりと、ブラケットのあかり(調光で絞ったオレンジ色の光で)等の、間接光でリラックスできる空間にします。床置のスタンドなど暗くした室内にとても良いアクセントになります。このときは部屋に眩さを感じる光源は一切ありません。
光と影を楽しむことの出来る空間を手に入れて下さい。
ダイニング
食卓の光を選ばなくてはいけません、白熱電球やダイクロハロゲン等の光源を選び、食事の時の目線で器具の見え方を検討します。
全体に光を広げるか、テーブル面だけの光にして壁の間接光で優しい光で包むか、方法はいろいろありますが、ペンダントを使う場合は、目線のすぐ上に光源が来ますから、眩しさを感じないような
セードや、取り付け高さを検討します。
ペンダントのセードは各種ありますので、食事以外の時の見え方も考えて、インテリアとしての選択も可能です。ガラスに色を吹きつけたセードのペンダントを2〜3個吊るして調光をかけるとガラスセードがとてもきれいに光り、お部屋のアクセントとしても使うことが出来ます。
キッチン
キッチンのあかりは、十分な作業面の照度をとることがポイントです。
天井に蛍光灯をつけて明るくするだけでは不十分です。
キッチンに立ったとき作業面が自分の影で暗くならないように、作業面の前面から光を当て尚且つ、光が直接目に入らないような方法をとる必要があります。
光が下方向だけの器具を正面の壁に付けるか、上棚の下に蛍光灯を取り付けて、目隠しのボーダー(板)を器具の前に付けることによって、眩しくなく下方向の光りを得ることが出来ます。
蛍光灯などが取り付ける場所が無いときは、スポットやダウンライトで手元のあかりをとります。
光源は蛍光灯を使いますが、食材が奇麗に見えるダイクロハロゲンなどの光源もお奨めです。
寝室
寝室の光りは、柔らかな光りで、眠りにつくための環境を整える必要があります。
寝た姿勢で直接の光りが目に入らないような位置に光源を設定します。光りは、セード越し等の輝度を抑えた光りが望ましいと思います。部屋の全体照度は暗めに設定して、スタンドや、間接照明などで、光りのアクセントがあるといいと思います。全体照度は、天井のダウンライトや、アッパーライト等の天井や壁からの間接光が良いと思います。
天井にシーリングを取り付けるときは、シーリングを消した状態で、ある程度のポイント照度をとれるような光源を用意したいと思います。足下の床や壁が明るいと良いと思います。
眠りにつくための光りの環境は、私たち現代社会に生きる上で、とても重要と考えますので、寝室の光りは特に検討を重ね良い光りで休息を得られるようにしたいと思っています。
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B【具体的な工事等の質問の回答集】
1.照明器具の位置を変更したい。
2.照明器具を変更したい。
3.スイッチを取り付けたい。
4.調光器を取り付けたい。
5.パソコンを導入したので専用電源が欲しい。
6.電子レンジと珈琲メーカーを同時に使うとブレーカーが落ちる。
7.ベランダに照明が欲しい。
8.光源の選定について
上記の内容は、電気工事をすることによって全て解決いたしますが、もちろん配線工事を奇麗に出来るかが問題になります。
特にマンションのコンクリート面に仕上げをした壁や天井に配線をすれば配線が見えてしまいます。これではせっかくのお部屋もだいなしです。しかし壁や天井をたたいてみて仕上げ材の裏側に空間がある仕上げの場合極力配線を見えないように施工することは可能になります。
又外部に電源を持っていく場合も壁に穴を開ければいいことですがコンクリートの厚い壁の場合は、いろいろと問題が有ります。そんなときは、空調用の配管用貫通孔や換気扇の開口を利用することによって外部に電源を持っていくことも可能です。
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その他の質問は、お気軽にメールでご相談下さい。
1.照明器具の位置を変更したい。
照明器具の位置を変更する場合は、まず電線を移動するところまで配線しなくてはいけません。ですから、壁や天井の裏側に配線が通るスペ−スがあるときは比較的うまく配線を隠すことができます。コンクリ−トの壁や天井に器具を取り付けるときは、配線は露出してしまいます。(化粧モ−ル等でカバ−はしますが)
ダイニングテ−ブルのペンダントなどはテ−ブルの位置が変更になるとペンダントの位置がテ−ブルセンタ−に入らず困ってしまいます。仕方がなくテ−ブルをペンダントの位置に移動することもあるかと思います。そんなときはレイアウトに合わせて器具の移動を検討してみてください。
また同じように器具の追加も配線のル−トがとれれば後から付けた痕跡を残さず奇麗に取り付けることが可能です。観葉植物や部屋のコ−ナ−などにダウンライトを追加するのもお部屋のイメ−ジをかなり変身できます。
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2.照明器具を変更したい。
器具の変更は取り付け方法によりお家でも簡単に交換ができます。基本的に住宅照明用の器具はほとんど簡易取付ができる共通取付金具を使用しているため、電気工事やビスの取り付けなどを行わないで器具を替えることができます。しかしダウンライトや天井に直接器具を固定するタイプの器具は(施設照明器具など電気工事を必要とする器具など)電気工事や天井に器具を支持するための金物を固定する必要があります。デザインや光の種類にこだわるとほとんど後者の施設用照明器具になってしまいます。私も20年近く照明の仕事をしていますが、器具の95%は施設照明を選定してしまいます。ですから皆さんにも施設照明の良さをお知らせしたいと考えています。
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3.スイッチを取り付けたい。
スイッチの場合も考え方は器具と一緒ですが、スイッチの場合は今あるスイッチの場所に追加するときはかなりの確率で奇麗に配線することができます。もちろん新規のスイッチを別の場所に取り付けることも同様に可能です。現状一つのスイッチで複数の器具が同時に入り切りするものをわけて切りたい場合や、コンセントはあるがスイッチで入り切りをしたい〔外部コンセントなど部屋の中にスイッチが欲しい)スタンド用のスイッチを壁に付けたいなどありますが、壁や天井の中の配線をうまく利用すると壁や天井を壊さずに配線が可能です。スイッチの位置や系統を整理するとこまめに電気を切ることもできまた、使い勝手もとても良くなります。
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4.調光器を取り付けたい。
調光の取り付けは、光りの表情を変化させるためにはいい方法です。乱暴な言い方をすれば全ての照明器具は調光器を取り付けたほうがいいと考えています。最後に調光の考え方をかいておきますが、住宅照明の場合は、一番のメリットは部屋の雰囲気を変えられるということに尽きると思います。皆さんもガラスセ−ドの照明器具に調光をかけて白熱球の色が薄オレンジ色になったときのセ−ドの美しさや、調光をかけた優しい光を見れば調光器の良さが理解できると思います。
調光器は基本的に白熱球(普通球、シリカ球、ハロゲン球、クリプトン球等)用と蛍光灯用の2タイプがありますが、白熱球の調光をお奨めいたします。蛍光灯の調光は今はインバ−タトランスを使っているものはうまく調光できますが、その他の普通のの蛍光灯の調光はお奨めしません(器具に最初からついているものは問題ありません)
お部屋の調光を考えるときスタンド等のコンセントから単独で電源をもらっているタイプはコンセントとスタンドの配線に取り付ける調光器〔白熱球用)がありますのでそれを使うのが簡単です。容量には注意してください〔500wとか800wとか1200wなど調光をかける電球の容量に合わせて使ってください)。
またお部屋の照明が白熱球だけでスイッチがついたいるときはスイッチを調光スイッチに変えることでお部屋全体の調光をかけることができます。もちろんそのスイッチにつながっている器具全てが同じように調光がかかります。〔ダウンライト4台とペンダント1台の場合全ての器具が同じように調光がかかります。)
注意することはスイッチの系統に蛍光灯と白熱球が一緒になっている時は調光はかけられないということです。私なら蛍光灯の器具を白熱球タイプに変更して調光をかけると思います。
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調光器の考え方は
1、照度を0〜100%リニアに変化できる。〔蛍光灯は50%〜100%の間をステップコントロ−ル)
2、白熱球の場合調光をかけると球の寿命が飛躍的に伸びる。
3、電気代の節約になる。
4、部屋の照度を一定に保つ。これは照明器具〔電球も含む)は経年劣化により照度が落ちてきます。そのため器具を取り付けてから時間が経つと照度は初期照度の70〜80%程度になってしまいます。そこで照明器具の選定の時は経年劣化を見越して20%程度高めの照度設定をして時間が経っても標準照度いかに下がらないようにしています。そこで調光器を導入しておけば当初は調光を20%程度かけて標準照度に合わせておき時間経過とともにすこそずつ照度をあげることにより室内の照度を一定に保つことができます。
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5.パソコンを導入したので専用電源が欲しい。
これはぜひ費用がかかってもしたほうがいいと考えます。照明とは関係ありませんが、今まで述べてきた工事内容と基本的には同じことをしますので、照明で配線をいじるチャンスがあるのでしたらぜひ専用コンセントを付けるべきだと思います。
することは部屋の電源の回路を確認して、予備の回路があればブレ−カ−から単独で専用線を引いてきます。予備がないときはブレ−カ−を増設するか、あまり大きな負荷変動の少ない回路からパソコン用のコンセントを取り付けます。コンセント回路はコンセントで負荷の増減ができるためいつもは問題なくてもドライや−をさしてつかったりすると容量オ−バ−でブレ−カ−が落ちることがあります。しかし照明回路の場合配線を変更しないかぎりは同じ負荷しかかかりませんのでブレ−カ−の容量内(20A)
であれば安心して使うことができます。
また、コンセントの位置も床から20cmぐらいのところについていますが、場合によってはテ−ブルの上まで出ていたほうが使いやすいことも多いと思います。コンセント位置の検討も一緒にするといいと思います。
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6.電子レンジと珈琲メーカーを同時に使うとブレーカーが落ちる。
これも専用コンセントと同じことですが、回路を確認して負荷が集中しないようにします。必要なら専用で一回路新しく配線すれば問題なくなります。
一つ確認しなくてはいけないことは、ブレ−カ−が落ちる場合どのブレ−カ−が落ちるかによって対応の仕方が違ってきます。
もし分電盤のいちばん大きなブレ−カ−が落ちるときは、電力会社との契約電力以上に電気を使ったためにもとの大きなブレ−カ−で電気をカットしています。この場合は、電力会社に電話をして規約電力を多くすることによって解決いたします。(電力会社の方でブレ−カ−を大きなものに変えてくれます。)
小さなブレ−カ−の一つが落ちたときは、その回路の電気が20Aを越えたときですので、他の回路に余裕があればほかのブレ−カ−から電気がとれるように配線を変更するか、他も余裕がなければ新規に増設をします。
前者の場合は、電力会社に連絡をするだけで工事を行ってくれます。
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7.ベランダに照明が欲しい。
照明以外にもベランダに電源があると何かと重宝するものです。私共はベランダのガ−デニング用の電源をお奨めいたしておりますが、電源工事を行うことに違いはありませんので、両方の話を進めていきます。照明用の電源の場合、室内にそのコンセント用のスイッチを付けると良いと思います。ベランダにスポットライト等を設置してよる室内から草木を眺めるのもなかなか良いものです。
工事は、ほとんどの場合ベランダに空調機の外機を設置するための配管用の穴が開けられていますので、そこを通して外部に電源をもって行きます。室内側は、最寄りのコンセント等まで配線をすれば工事完了です。
やはりそこで奇麗に配線ができるかどうかは壁の裏にスペ−スがあるかどうかにかかってきます。 ベランダに照明をつけてすてきな夜のガ−デニング鑑賞もすてきですよ。
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8.照明器具(光源)の選定について触れます。
照明器具の選定は私論になってしまいますが、何で、蛍光灯(白色や昼白色)がいいのかなの一言に尽きると思います。 蛍光灯は、省エネや均一な明るさを求めるには、優れた光源ですが、住宅のプライベートな空間に本当に合うのでしょうか、
学校や、事務所や一部の店舗(ドラックストアー、コンビニなど)では効率や照度を第一優先に考えますが、住宅の場合は安らぎ、落ち着き、リラックス、会話、団らんなどのキーワードに合う照明を考えると蛍光灯の白くてのっぺりとした光では、難しいと考えます。
しかし、現在の多くの照明計画を見ると8帖の部屋には真ん中に部屋全体を明るくすることが出来る蛍光灯の器具が一台取り付けてあるだけの場合が多く、確かに部屋の隅々で本を読めるだけの明るさは有ります。
私なら、部屋を明るくすることよりは、どこを明るくしたいかを考えます。ダイニングテーブルが有れば食事をするのに十分でかつ食材がおいしく見える光源を選びます。(レストランに行けば蛍光灯で照明はしていませんよね。)
壁に絵が飾ってあればその絵に照明を当てれる様な器具を選びます。部屋のコーナーに植木が有れば植木をライティングするように考えます。
寝室には、優しい柔らかな光の出るスタンドと、読書の出来るテーブルライトを選ぶと思います。
長々しく書きましたが、部屋の明かりは全体を明るくしなくても白い壁にスポットを当てるだけで十分な場合も有、必要に応じた明るさを得られるような照明器具の選定をするべきと考えます。
そう考えますと蛍光灯は明るすぎる光源になってしまいます。
現在蛍光灯を使っている方はたくさんいると思いますが、部屋の装飾を考えるのと同じように、光源にもこだわってみるといいと考えます。
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