| 好きな光嫌いな光 1.まぶしさ 2.光のTPO 3.光の量(輝度差)4.影 5.色 |
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1.眩しさ
どんな明かりが好きか、嫌いかを考えると、まず頭に浮かぶのは、眩しさ(グレア)の度合いです。特に、自分の許容量を超えた眩しさには怒りを感じます。
眩しさ感は周囲の状況により同じ光りでも感じ方は違ってきます。器具や、使用する電球の種類だけで眩しさ感を判断するのは大変危険なことだと思います。
たとえば乳白のガラスグローブの器具の場合光源が見えないので眩しくない器具と判断した場合、使用する場所が、周囲が暗い場所の場合乳白ガラスを通した光りでも、大変眩しく感じます。これは、私たちが感じる感覚が相対的な判断をしているためで、照度や電球のW数によって判断することはあくまで目安と考えなくてはいけないと思います。
明かりを考えたとき、光源が直接見えることは基本的(意図のある場合を除いて)に問題外と思います。これも程度の問題ですが、シリカ球(普通球)やクリプトン球などに調光をかけたときは、直接電球を見ても当然問題はありませんし、とても良い色の光りになります。(居酒屋等で裸電球を使っている店に行くと、調光をかけてくれーと
叫びたくなります。)
多くの眩しさの原因は、もちろん器具の問題もありますが、多くはセッティングの問題です。スポットライト等を設置するときは、その空間に人がいることを考えて、対象物に当たるようにするだけでかなり改善できると思います。目線に向かって絶対にセッティングはしないことが大切だと思います。
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2.光りのTPO
明かりにも当然TPOがあります。その空間が何の目的のためにあるか、または、何のためにライティングするのか、その周りの状況はどうなのか、明かりを考える時にはいろいろな要素が絡み合い、問題を難しくしますので、少なくてもプランの段階にでは、明確な目的意識と、周囲の事前検証が絶対条件になると思います。
明かりを見るときに、何のために、誰のために、何を意図しているのか等と考えると、なるほどだからこうしたんだとその時の設計者の気持ちが見えてきます。
個人的な空間の明かりを考えるときに、最低限必要な明かりから選ぶとうまくいくと思います。天井のシーリングを1灯先に選んでしまうと、部屋は十分明るくそれで終わってしまいます。
食卓の明かりなら、テーブルライトや最小限のペンダントを選び、絵や観葉植物など明かりが欲しいところに最低限の明かりを選んでいくと、ベースライトと呼ばれる器具の入り込める余地は無くなると思います。光りを細切れにすることにより、目的にあった光りの集合体になり、その空間にあった明かりが手に入ると思います。
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3.光りの量(輝度差)
光りの量も大切な要素になります、量というと、照度(明るさ)も大切ですが特に、明かりとその周囲の明るさの差が大切になると思います。
照度差や輝度差に注意する必要があると思います。
光源を見たとき一番の刺激は眩しさですが、この眩しいと言う感覚も周囲と比較して眩しく感じるかどうかですから、周囲との輝度差を意識しなくては
いけないと思います。一般的には、現状の明かりの量は非常に多く設定されていますから、何か新たに光源を追加しようと考えたとき、現状の光りの量に比例して多くの光りを足して行かないと、追加した効果が現れません。どんどん光りがが増え続けてしまいます。
本当に必要な明かりを必要なだけ使うことにより、本来の明るさ感を得ることが出来ると思います。全体の明るさが適性であれば補助光も生き全体として優しい光に包まれた空間を作ることが出来と思います。
光を感じるのは私たち人間であり、人は外部からの刺激に対して大変敏感に繊細いに反応します。私たちの生活になくてはならない光りをもっと優しくしていきましょう。
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4.影
影、光りの当たらない状態のこと、光りの当たらない場所を作ることは、光りの量を減らすか、光りの配光を制御するしかありません。部屋全体を均一に明るくする方法では、影の出来る余地はありません、必要は場所にだけ必要な明かりを当てれば、影の部分は必ず存在できるはずです。また、影の部分があるから光りの部分が強調され、明暗の対比があれば必要以上に照度を取る必要はないと思います。(感覚の話で、照度を必要な場所には絶対量の光りが必要です)影の効用は、素材感を高め、奥行感をもたらします。影があるからこそ物の凹凸感が表現できると思います。
光りも暗やみの中で始めてその存在を100%表現できるのです。私たちの生活空間でも光りと影が存在できることが必要で、陰翳礼賛 の谷崎潤一郎とまで行かなくとも私たちの感覚に優しく心地よいことは間違いありません。
生活の中でで、影のある空間を作ってみて下さい。きっと今までと違った、お部屋に変身できると思います。 |
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5.色
明かりは、その光源の種類により照射する光の色が違います。多くの住宅用の器具の蛍光灯の青白い光から、電球のオレンジ色の光り、ハロゲンのパワフルなうすオレンジ色の光りなどありますが、商業施設のような物を売るスペースの照明と住宅の照明は当然違ってきます。主体が商品やディスプレーか生活する人間かの違いです。住宅の場合、出来るだけ電球色の光りをお奨めします。白色蛍光灯の光りは、効率も良く優れた光りですが、部屋の雰囲気をのっぺりとした平べったい感じにしてしまいます。(少し寒いですよね)やはり暖かみのあるシリカ球やクリプトン球
等の白熱球の明かりが最高です。調光をかければ言うこと無しです。
最近、住宅やマンションの窓から漏れる光の色が電球色なってきていますが、まだまだ青白い蛍光灯の光りが凝れているお家がありますが、私は、あの青白いお部屋には帰りたくありません。窓から漏れる光りは電球色意外あり得ないと思っています。(私論です)
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